CATEGORY:長物
2023年11月27日
ゴルゴ13のアーマライト
ゴルゴ13、その55周年と言うことで
限定販売されるという「初期型M16アーマライト変形銃」。
その広告が今週のビッグコミックに掲載されていた。
https://modelgun-action.com/golgo13/?fbclid=IwAR0bJJTUyDbWFo1eT6pk8eUV7kAlTg2hcmHht-nhs8XC7F5MRUBNt0FN3w8
なかなかの御値段だが、
既に予約が幾つも入っていると聞く。
過去モデルアップされたゴルゴのアーマライトと云えば
劇中では後期から登場したA2ばかりであった。
一方、古くからのファン、かくいう僕ににとっての「アーマライト」とは
今回発売されるA1型の変形……変装銃を真っ先にイメージするはずだ。
まずは快挙!と声を大にしたい。
残念ながら「変形銃」「変装銃」の最大の特徴であるクイック分解ギミックは
流石に再現されてはいないが、
これはまあ仕方の無い事だろう。
劇中、ゴルゴがこのアーマライトのバレルASSYをハンドガードごと
レシーバーにキリキリっとねじ込んでいる描写が良くあったが、
あれではガスチューブもガスピストンも成立せず、
自動作動は望めない。
言うまでもなくこういったギミックはフィクションであり「舞台装置」なのだ。
現実的に再現するのは不可能であろう。
しかしフィクションにせよ、このように
分解組み立てが容易で、暗殺現場に人目を避けて持ち込める
特殊なライフル、というガゼットは実に魅力的だ。
これはどこから発想されたアイデアだったのだろう。
真っ先に浮かぶのは映画「ジャッカルの日」に登場した
有名な変装銃だが、既にこの映画が封切られた五年前には
ゴルゴ13の連載が始まっている。
先見の明とはこう言うことを言うのであろうか。
ところで僕は昔、さいとうたかを氏著の「テロル」という漫画の
単行本を持っていた事がある。
朧げな記憶だが、ゴルゴとしか思えない人物の逃走劇だったように思う。
今から考えると あれはゴルゴの最終回なのではないか?と思わないでは無いが、
たまたま主人公の風貌がよく似た別作品だったのだろう。
追記
………と、長い間思ってたんだけど、
小池一夫原作の別作者だった事が判明(^◇^;)
随分昔の記憶なんで御勘弁!
うーん、我ながら当てにならんなあ〜…
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