CATEGORY:ハンドガン

2023年06月22日

A!CTION モーゼルミリタリーRED9その1

新進気鋭のメーカー ア!クション製のモーゼルピストルRED9。
ミロクのリバティーチーフに続く第二弾である。
当ブログでは非常に珍しい現行機種の紹介だ。

最近このモーゼルのブローバックモデルのアナウンスがあったが、
本品は初期にリリースされたダミーカートモデル。
塗装によるボディーカラーはマットブラックとスチールブルーの
二種がラインナップされており、
手元のものは青みの強いスチールブルーモデルだ。
この艶やかなカラーはなかなか秀逸で、
クラシカルなモーゼル ミリタリーに良くマッチしていると思う。
塗膜の硬度も高いようで、
手荒な扱いにも関わらずハゲ難いあまり、
いつの間にか塗装である事を意識しなくなってくるくらいだ。
実は手にするまで、
この表面塗装には懐疑的だったのだが、
それは杞憂だったらしい。

またパッケージも非常に凝っている。
暗緑色の上蓋には製品名が渋くレタリングされており、
その上蓋を開けると銃の形に切り抜かれた中蓋には
飾り布が被せてある豪華さだ。
マルイの89式のよう…と言えば分かりやすいかな。
絶対的な販売数を期待出来ない今時のモデルガンなのだから、
ここは素の段ボールでも良さそうなものだが、
これはメーカーの意気込み、と解釈出来よう。

A!CTION モーゼルミリタリーRED9その1

さて肝心のモーゼル ピストルだが、
このパッケージに負けず劣らずキッチリカッチリとした印象。
薄くスレンダーなフォルムをよく再現してある。
一言「これが欲しかったのヨ!!!」なのだ。
金属もHW樹脂のパーツもエッジが立ち、
実に小気味よい上等な作りが見て取れる。
ロア部のミリング痕に至っては本当に機械加工してるように
しか見えない。
素晴らしい表現である。
だが問題が無い訳ではない。
既に先人達が各所で報告してくれている通り、
本モーゼル は厳密な考証に基づいて再現されていない。
ただ僕はあまりそこは気にしてはいない。
何故なら、
このアクション製モーゼルは、僕たちが昔から知る
トイとしてお馴染みのモーゼル ミリタリーのイメージそのままだからだ。
そのトイ、というのは具体的にはMGCや東芝の事。
(まあこの両者はコピーの関係だが)

A!CTION モーゼルミリタリーRED9その1
※アクションと東芝コントローラーのツーショット


LSのプラモモーゼル もそうだったが、
元来モーゼルはどこか適当でも許される雰囲気があった。
勿論21世紀の現在、シリアスな模型表現であるに越したことはない。
越した事はないのだが、
個人的にはどこか憎めない、これはこれでアリと思うのだ。
僕はそんな事よりも気になる点が幾つかある。
それは次回以降に解説しよう。

A!CTION モーゼルミリタリーRED9その1

A!CTION モーゼルミリタリーRED9その1









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