今昔備忘録

大昔の銀玉鉄砲…いやBB弾の始祖のような樹脂弾だから
厳密には「銀玉」ではないが…
まあそれはさておき、
流石にここまで古い製品になると、
僕の目から見ても「古い」。
正確な製造年は不明だが、恐らく1960年前後。
以前ネタとしてデッドストックをオクで購入したものだ。
ちなみに1号や2号はピストル型の映写機や懐中電灯だったらしい。

本品はバラバラのキット状態で箱に詰められており、
ユーザー自身が組み立てる。
インストには「4分でダレにも出来る(原文のまま)」とあるが、
僕は20分以上掛かってしまった。
なんか小部品が華奢で、
ポキッとイキそうで必要以上に慎重に組み立てた結果だ。
しかし勢いに任せて組んだとしても、
多分4分では無理だと思うw



まあこんなモノを実射レビューしても詮無いのだが、
素組で快調に作動する。
ちなみに発射時はグリップ後部にある
マッチ棒というか、人生ゲームの「人」みたいな形のツマミを
引っ張って毎回コッキングする。
後の一般的な銀玉鉄砲のようにトリガーアクションだけで
連射は出来ないのだ。




当時、メーカーである十五番ホビー商会(後の日本ホビー)は、
この製品に相当な自信があった事が
パッケージに大きくアピールされた「七大特徴」に伺える。
しかし6番目に「ゼッタイこわれない」としながらも、
続けて「自分で修繕出来る」とあるのは思わず「やっぱ壊れるんかい！」と
激しく突っ込むべきポイントだろうw



ところで「七大特徴」と言いながら、
何故か6までしか無いのは理不尽だが、
逆にそのユルさもまた面白いと思う。